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本との出会いのタイミング。
本をそんなに普段読まない人でも読んでたり、
一生の宝物とか言いそうな類いの超・超超有名小説を、
実は私はかなりの確率で読んでいない。

以前、村上春樹との対談本である『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』で、
柴田元幸が、『ライ麦畑でつかまえて』、太宰治、『星の王子さま』の三者には、
登場人物なり作者なりのイノセンスにしびれないやつは、
感受性がないと言いたげなファンがけっこういて……

と語っているのを読んだとき、

うぉぉ、私はそれだ!! いや、それ以上だ!! しびれない以前に読んでもねぇし!!

と、へらへら笑いつつ、軽く落ち込んだ覚えがある。
星の王子さまは、「表紙の絵だけは知ってま〜す」の状態だし、
太宰は国語の教科書に出てた作品しか読んだことなくて、
読もう読もうと文庫本だけは数冊持ってるけど、どうも気分が乗らないし、
『ライ麦畑〜』(今や『キャッチャー〜』と呼ぶべき!?)にいたっては、
途中で気分が悪くなってやめてしまった。

しかし。この三者なんぞ、私の「読んでないの? 信じれん?」シリーズの
ほんの序の口なのであった。

はてさて。ここ数日、まったくもって調子が悪くなってきたので、
いや、ここで「ので」と続けるのは間違ってる気もするんだけれど、
とある、超有名な、おそらく「涙なしでは読めない」感動の名作、
私にとっては「お名前だけは存じております。あと、ストーリーもなんとなく」
だった小説を、原書で読んでみた。

これまた何の自慢にもならないが、私は本当に英文科に行ったんですか?
というくらい、英語ができない。
できないので(ここでやっと「ので」の正当化に入る)、
どうせ今は何やっても調子が悪いんだから、英語がわかんなかろうが、
最後まで読めなかろうが、これ以上状態は悪くならないだろう、
という気で読み始めてみた(持ってたんだなあ、「いつかは読まなきゃ」本として)。

読めてしまった。まあ、するする読めたわけじゃなくて、
仕事もしてなくて、時間だけはたっぷりあるのをいいことに、
たっぷり時間をかけてであるが。

でも、読み始めたときに感じていた
「あわよくば読み切ったら、ものすごいブランクの後に
英語で本を読めたという、ちょっとした自信も得られるかも」
みたいな期待は、読了後、見事に打ち砕かれた。
いやそれ以前に、読んでいる最中にも、とっとと放り出したかった。
そのストーリーに、どんどん、どんどん落ち込んでいく一方だったのだ。
最後まで読んだのは、もしかしたら救いがあるかもしれない、という
ささやかな希望のためだけだった。しかし、その希望も叶わなかった。
泣きはしたが、感動の涙などというものとは程遠いと自分では思う。

上手いとは思う。よく描かれているとも思う。
でも、身体的苦痛すら感じるほど、最初から最後まで
どこをとってもあまりにも自分には辛い内容だったので、
正直言って、「読まなきゃ良かった」とすら思っている。
本を読み終わって、「読まなきゃ良かった」と思ったのは、初めてかもしれない。
相性の悪い本と出会ったとき、
「買わなきゃ良かった」「買って損した」とはよく思うけれど、
「読まなきゃ良かった」とはまず思わない人間なんだけれど。

とはいえ、一方で、前述のイノセント御三家じゃないけれど、
この本に「感動」という言葉をどうにもこうにも使う気になれない自分は、
もしかして感受性がないというか、おかしいんかいな、という気もしている。
わかんない単語、適当にすっとばかしながら読んだからかなあ、とも思うが、
だからといって、実はこれまた「いつかは」状態で
買ってあった訳書のほうを読み直す気にもなれない。
あの、えぐられるような苦痛を再度体験する気にはなれない。

経験を積んで、人として熟してくれば、
「感動」できるときが、いつか来るんだろうか。来てほしいわ。
さもなくば、読んだ記憶すらなくしてしまいたい。ほんまに。



というわけで、結局のところ、何を読んだかというと、
その昔(ってほどでもないか)、ユースケ・サンタマリア主演で
ドラマ化されたやつです。あ、そのドラマも私は観てないけど。
| 御本は素敵。 | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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