『ハチミツとクローバー』を連載している『YOUNG YOU』が、
現在発売中の11月号で休刊らしい。
「20年間のご愛読ありがとうございました!」
というコピーにびっくり。
意識したことがなかったけれど、
言われてみればこのコミック誌を
私が最初に手にとったのは、当時テニス部でペアを組んでた
同級生のお家に遊びに行ったときで、
確かに私は15歳で、それは20年前でござった。うわぁ……。
いつもはまず読まない、欄外の読者投稿コメントだけれど、
最終号だけに、
読者が選ぶYOUNG YOU掲載作ナンバー1がテーマだったので、
全部目を通してみた。
20年間欠かさず読んでた愛読誌というわけでもないんだけれど、
『りぼん』『マーガレット』に、
小学校時代育ててもらってた身としては、
ごくごく自然な流れで移行できた、
嬉しい大人版少女漫画雑誌だったから、
「長らくお世話になりました。お疲れさまでございました」という気分。
という意味で、ここしばらく、同誌ではすっかりご無沙汰だった、
そして『りぼん』時代、大好きだった小椋冬美の作品が、
この最終号に掲載されていたのには、なんとも複雑な気持ちになった。
これって、創刊当時から読んでた世代へのサービス!? みたいな。
ファッション性の強いタッチの漫画って、賞味期限がなんというか……
……いや、よそう。10代に夢見させてもらった作家様なんだから、うん。
そう思うと、手放しで絶賛するわけじゃないけど、
未だ第一線で描いてる一条ゆかりや槙村さとるは、やっぱり凄いんだなあ。
変な感動の仕方だけど。
……というわけで、不調が続いているのだが、
今日は久々に漫画を読んだ。
というか、漫画なら読める状態くらいにはなってるらしい。
TV、音楽、本などは一切まだ受け付けない。
でもって、猛烈に太りつつある。自炊する気力がなくて、
コンビニ飯続きで、しかも、調子の悪いときの常なのだが、
味の濃い、脂っこい、いかにもカラダに悪気なものばかり、
まとめてバカ食いしてしまう日々が続いているからだ。
トシのせいもあるだろうけれど、
いい食生活がカラダにいい影響を及ぼしはじめるスピード
(痩せるとか、肌の調子が良くなるとか)に比べて、
悪いバージョンが悪影響を及ぼすスピードは圧倒的に速いもんだなあ。
まあ、これは食生活に限らないんだろう。
伸びていくより、堕ちていくほうが遥かに簡単だ。
結局、私が調子が悪いのは、
簡単なこと以外したくないからなのかもしれない。